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GMS、ガッツ・ジャパン/1か月からOK、軽バン短期リース開始

2022年09月06日/SCM・経営

Global Mobility Service(GMS)とガッツ・ジャパンは9月6日、ラストワンマイル物流ドライバー不足を補うため、未経験者でも1か月から始められる「短期リース」サービスを組成し、その第1弾として8月17日からAmazon Flexのドライバーとして働くことに興味を持つ人を対象に、サービスの提供を開始した。

<短期リースサービスを開始>
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ガッツ・ジャパンは2014年からレンタカー事業を開始、翌2015年には全国にフランチャイズ展開し、約6年半で300店舗を達成している。

両社によると、これから配送業務に就きたい人が使用する軽バン(軽自動車タイプの貨物自動車)タイプの車両のリース契約期間は長く(3~4年間)、かつ短期利用が可能なレンタルサービスを活用する場合は、レンタル代が高額となるのが実状。かつ、配送ドライバーとして開業し業務を継続しても、安価なリースなどを利用できる機会は金融機関による与信審査の現状から長期間車両の所有や使用できないという課題が顕在化しているという。

こうしたなか両社は、「短期リース」として1か月・3か月・6か月等の短期プランを用意。配送業に初めてチャレンジするドライバーに、仕事が始めやすい仕組みを提供。また、ドライバーの仕事を継続する場合には、長期的にリース車両を利用することも可能だ。

同サービスの第一弾として、まずはAmazon Flexのドライバーとして働く人を対象にサービスの提供を開始し、キャッシュバックキャンペーンを実施する。Amazon Flexとは、決められたシフトではなく、個人事業主であるドライバー自身が、自由な時間を自ら選択して働くことができる革新的な配送プログラムで、日本では2019年にサービスを開始した。

GMSは「“真面目に働く人が正しく評価される仕組み”を創造する」というビジョンのもと、日本の社会課題でもある地域のラストワンマイルの担い手不足を解消するためリース会社や物流プラットフォーマー企業との提携を更に強化、加速していくとしている。

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