福山通運及び小丸交通財団は10月19日、同月12、13、18日に東京都の江東区立越中島小学校で、3年生88名の児童を対象に交通安全教室を開催したと発表した。
<地域安全マップ作り>
<トラックの死角の説明>
同教室では、子どもを交通事故から守るために、交通事故が起こりやすい場所を子ども自身が判断し、適切な行動を取ることができる危険回避能力を育成するため、交通事故防止につながる「地域安全マップ作り」や、トラックの運転席からの死角を実体験する体験学習を行った。
児童からは「学校の周辺は車の交通量が多いので、信号機の無い横断歩道では特に気をつけたい」など、交通安全の意識の向上につながる感想があった。同社は、今後も子どもたちの交通事故が1件でも減少するよう、管轄する警察や自治体と連携し、交通安全の啓発活動に努めていくとしている。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。