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JR九州/新幹線物流でセイノーと連携、持続可能な物流構築へ

2022年10月21日/3PL・物流企業

JR九州(九州旅客鉄道)は10月21日、昨年から実施している九州新幹線による「荷物輸送サービス」について、途中停車駅からの荷物輸送サービスを開始すると発表した。

<輸送の流れ>
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同サービスは法人向けで、当面は事前予約制で実施する。

初回は、ブランド養殖魚が特に多い鹿児島県の「出水駅」から、近隣の出水市・阿久根市の生鮮品を博多駅へと輸送。輸送した商品は、博多駅での定期イベント「つばめマルシェ@博多」で販売する。

生産地から出水駅までの輸送は、セイノーホールディングスと連携し、数か所の産地をまわりながらトラック輸送し、その後は新幹線が担うという、持続可能な新たな形の物流ネットワーク構築を目指しトライアル実施を行う。

今後は、産地の逸品を最寄駅からいち早く積載し、関西やアジア圏などへ即日輸送するため、荷物輸送ネットワークの整備を進める。

■初回の輸送概要
実施日:10月25日
輸送区間:出水駅→博多駅 ※認可申請中
輸送列車:「つばめ318号」出水駅(13:06発)→博多駅(14:30着)(予定)
輸送品目:朝水揚げ鮮魚、朝採れたて野菜、果物などの特産品

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