商船三井は10月21日、2022年7月から12月までの間、新型コロナウイルスに対応したオンライン(可能であれば訪船)による「One MOL安全キャンペーン2022」を開催していると発表した。
同キャンペーンは、安全文化の醸成を図るために、グループ運航船に配乗する乗組員と陸上社員が安全に関する取り組みについて意見交換を行うもので、毎年実施している。
今年度は、日々刻々と変化する昨今の世界情勢において、さまざまな制限を受けながらも安全運航のフロントラインで全力を尽くす乗組員に向け「Be Professional!~You are the Key Person~」をキャンペーンのテーマに掲げた。
これは、過去の事故を教訓として、いま一度全てのグループ関係者が「Professionalとしての自覚」を持ち、共通の価値観・行動規範である「MOL CHARTS」を体現するために決意を新たにするもの。
また、船上での事故を撲滅するために2017年度から継続的に取り組んでいる「STOP AND THINK MORE」についても取り上げ、そのさらなる浸透と実践の促進を図った。
同キャンペーンでは、7~9月のオンライン集中期間中に計13回の意見交換が行われ、73隻、約2100人(うち陸上従業員635人)が参加した。