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マンハッタン/米フロア・アンド・デコアのサプライチェーン統合

2022年10月26日/SCM・経営

マンハッタン・アソシエイツは10月26日、硬質フローリング材の大手専門小売企業である米国 フロア・アンド・デコア社(Floor & Decor)が、これまで利用してきたマンハッタンのサプライチェーン・ソフトウェアをアップグレードし、最新のクラウドソリューションである「Manhattan Active」に全面的に切り替えることを発表した。

同社のサプライチェーンは今後、効率化と最適化の両面において画期的な進歩を遂げることになる、としている。

同社では、これまでもマンハッタンのソリューションを導入し、倉庫管理、注文管理、輸送管理、需要予測、在庫最適化などの機能をオンプレミスで有効に活用してきた。一方で、事業環境が多様に変化していく中にあってさらなる成長を継続させていくためには、変化に迅速に対応し、競争力を維持・向上させていくことができるシステムが不可欠だと判断し、業界で唯一のクラウドネイティブなソリューションであるManhattan Activeにアップグレードすることを決定したもの。

Manhattan Active Supply Chain は、倉庫管理システム(WMS)や輸送管理システム(TMS)をはじめとするサプライチェーンの物流管理に関わるあらゆる機能を単一のプラットフォーム上で利用することができる、クラウドネイティブかつバージョンレスなSaaS型ソリューション。

分析と実行の機能が一つのシステムとして統合されているため、サプライチェーン上に散在する重要な情報を集約し、膨大なリアルタイムデータを視覚化すると同時に、必要なアクションへと速やかにつなげることを可能とする。これにより、常にデジタル・チャネルにつながっている昨今のコネクテッドカスタマーが期待するような購買体験を提供できるようになる。

このManhattan Active Supply Chainの導入によって、フロア・アンド・デコア社では最新のクラウドネイティブ・ソフトウェア・インフラを介して、企業全体のサプライチェーンの統合を目指す。

なお、フロア・アンド・デコア社は、硬質フローリング材や関連アクセサリーなど専門用品の販売で急速に成長してきた。現在では米国内に174を超える倉庫形態の店舗を有し、大規模な小売事業を展開している。

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