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飯野海運/船舶の重大事故を想定した事故対応訓練を実施

2022年11月02日/3PL・物流企業

飯野海運は11月2日、船舶管理会社イイノマリンサービス(同社グループ会社)と合同で、重大事故を想定した事故対応訓練を実施したと発表した。

<緊急対策本部>
20221102iino - 飯野海運/船舶の重大事故を想定した事故対応訓練を実施

訓練は、イイノマリンサービスで船舶管理を行う大型LPG船が、揚地・水島港(岡山県倉敷市)に向けて航行中に座礁し船底に亀裂が発生、また衝撃により2等航海士が海中に落下したという想定のもと、本社に緊急対策本部を設置、オンラインツールを活用した初動対応の流れ、社内外関係者との連携や情報共有が円滑に進むかなど一連の緊急対応体制の確認を行った。

水島航路においてこの船の右舷後部が航路外の浅瀬に座礁し、船底に亀裂が発生、座礁の衝撃により2等航海士が船外に投げ出され海中に落下したことを確認(訓練開始)、これを重大事故と判定し、ただちに本社に緊急対策本部を設置。オンラインツールを用いて、事故対応、情報収集、関係各所との情報共有、社外からの問い合わせへの対応等の訓練を実施した。

同社グループは、経営理念において“安全の確保が社業の基盤”と“社会的要請へ適応し環境に十分配慮”を掲げ、安全と環境負荷低減をはじめとする社会的要請への適応を経営上の最優先課題としている。今回の訓練で新たに得た知見や改善点などをグループ全体で共有することにより、緊急対応体制をより強固なものとし、安全運航に努めるとしている。

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