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SBフレームワークス/「3PL・返品分析サービス」を提供開始

2022年11月07日/IT・機器

ソフトバンクグループで物流事業を手がけるSBフレームワークスは11月7日、物流業務を軸にして、その周辺のビジネス課題の解決にも貢献するサービス「もの・ことロジ」の第2弾として、「3PL・返品分析サービス」を同日から開始したと発表した。

<「3PL・返品分析サービス」のフロー図>
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この「もの・ことロジ」は、「もの」の流れ(物流)と、その周辺で発生する「こと」の流れ(業務プロセスと情報の流れ)を俯瞰することでオペレーションに潜む無駄を定量的に特定し、ビジネスの効率化を支援するBPO型課題解決サービス。第2弾ではB2C物流の最適化の提案と、ネット通販で発生する返品に潜む“ムダ”の分析に焦点を当てた3PL・返品分析サービスを提供する。

SBフレームワークスでは、B2BからB2C、D2Cへと拡大する事業を一元的に支援する物流サービスを提供してきた。今回の「もの・ことロジ」第2弾ではこれに加えて、売上が伸びているネット・ショップで後回しにされがちな返品にまつわる対処について、出荷・返品に関わる“作業”と、作業を通して得られた“ファクト分析”の両面から、ECビジネスを支援する。

「もの・ことロジ 3PL・返品分析サービス」の特徴は、まずB2B倉庫とB2C倉庫の一元化。B2BとB2C双方に対応する倉庫管理システムと輸配送機能を提供する。

また、最適な輸配送モードを提供。自社保有車両によるチャーター便と宅配便のベスト・ミックスを提案する。

そして、返品に関しては、3つの可視化を実現。まず「返品率の可視化」として、商品ごとの返品率と返品理由の分析から、返品を抑制する改善策を提案。「返品関連コストの可視化」では、返品に関わるあらゆるコストを可視化することで、収支改善に向けた意思決定を支援する。「滞留在庫の可視化」では、返品された商品の再生・廃棄の判断を迅速に行うことで、在庫滞留によるムダを抑制。また、商品毎の在庫回転率を可視化して、商品構成の見直しを促す。

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