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NLJ/物流課題解決へ一丸、業種の枠超え「NLJ Plus+」スタート

2022年12月22日/SCM・経営

NEXT Logistics Japan(NLJ)は12月22日、ドライバー不足解消や脱炭素化など、物流業界が直面する社会課題の解決に向けた取り組みを、日本全体でより一層加速することを目指し、「NLJ Plus+」を設立したと発表した。

<「NLJ Plus+」参加企業(2022年12月22日時点 五十音順) 全13社>
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NLJはこれまで、取り組みに賛同したさまざまな業界を代表する20社のパートナー企業と共に、各社の専門的な知見・技術を活用し、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる社会課題の解決」に向けて高効率輸送スキームの構築を進めてきた。パートナー企業は出資に加え、ヒト・モノのリソースを共有し、NLJが目指す物流ソリューションの仕組み・ノウハウの構築をおこなっている。

このほど設立した「NLJ Plus+」は、より幅広く、そしてオープンな形で仲間づくりを進めるため、出資を伴わずに参加することができる。新たに仲間となった参加企業に、これまでNLJがパートナー企業と共に培ってきた各種ソリューションを活用してもらうことで、物流業界における社会課題の解決を目指す、想いを共有する仲間の輪を、一層拡げていく。

「少子高齢化や物流業界における2024年問題に起因し、このままでは『モノが運べなくなる』という社会が着々と近づいてきており、これを食い止めるため業種・業態の壁を越えた『オールジャパン』での取り組みがますます必要となる」と同社。NLJでは、パートナー企業に加え、「NLJ Plus+」参加企業とともに、人々の生活と密接に結びつく社会インフラである物流を持続可能なものにしていくため、物流における効率化・省人化やCO2排出量の低減の実現に向けて、一丸となり取り組んでいく。

NLJは、CASE技術を活用した高効率輸送スキームの構築や効率化・省人化、CO2排出削減等に取り組のほか、先進技術の活用や新たなサービスの企画開発等により付加価値を創出し、物流業界の発展取り組んでいる。

<フルトレ>
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<混載>
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<NLJスキーム概要>
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2019年12月の事業開始から約3年で、幹線輸送の省人化・効率化の取り組みにより、従来比で運送人員を43%削減、CO2排出量の28%削減を実現。業種業態を超えた荷主からの荷物を、総勢20社のパートナー各社が持つそれぞれの知見・ノウハウを融合し、幹線と支線を総合してコントロールし、輸送することで、「運送人員を1/6」、「CO2排出量ゼロ」を目指す。

NLJの参加企業は、アサヒグループジャパン、江崎グリコ、ギオン、キユーソー流通システム、鴻池運輸、澁澤倉庫、鈴与、住友ゴム、摂津倉庫、千代田運輸、トランコム、ニチレイロジグループ、日清食品ホールディングス、日本梱包運輸倉庫、日本製紙物流、日野自動車、ブリヂストン、三菱HCキャピタル、三菱UFJ銀行、ユーネットランス の20社。

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