SBSグループは12月26日、 Eコマース(EC)プラットフォーム事業に本格参入することを発表した。
入庫から出荷、お届けまでをワンストップで提供する「EC物流お任せくん」サービスとして展開し、2030年にEC物流関連売上高1000億円をめざす。
SBSグループは、顧客の機会ロスをなくしEC市場の一層の成長に貢献すべく、これまで企業間物流で培ってきた倉庫管理や配送ノウハウ、さらにLT(Logistics Technology)を駆使した物流DXを組み合わせて、業界別に最適化されたプラットフォーム「EC物流お任せくん」を構築した。
「EC物流お任せくん」(商標出願中)は、入庫~保管~出荷、流通加工、ラストワンマイル、サイト制作から運用、受注管理まで、EC物流のあらゆるフェーズをワンストップでサポートするサービス。国内外700超のSBSグループ拠点を活かした分散保管出荷、物流DXによる各種機能、省人化・波動対応が顧客のEC・物流戦略を支える。
なお、「EC物流お任せくん」のイメージキャラクターには、俳優の長谷川博己さんを起用。12月26日からテレビCMやタクシー広告、YouTubeでの動画配信をはじめ、今後1年間にわたりプロモーション展開をしていく予定で、長谷川さんによる「EC物流お任せくん」の解説にも注目。
なお、SBSグループの鎌田正彦代表は、「『EC物流お任せくん』は、あらゆる業界のEC物流業務に対応し、顧客それぞれのニーズに沿ったサポートを提供。2024年初めに稼働する千葉県野田市の物流センターではロボットが縦横無尽に動きまわるEC物流に特化したエリアをつくり、これを皮切りに2030年にはEC物流関連事業の売上高を1000億円に拡大して3PL・4PL事業に次ぐ当社の第2の事業の柱にしたいと考えている」とコメントしている。
SBSHD/新CMで野田瀬戸物流センターで俳優の高橋文哉さんが取材