ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは12月26日、国内機関投資家向けに同社初となる物流施設の開発型私募ファンドを組成したと発表した。
同ファンドは、千葉県での物流施設の開発を目的として11月に設立したもので、運用期間は開発期間を含め3年程度を予定している。
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは2022年11月に同ファンドからアセットマネジメント業務を受託するとともに、同ファンドが開発用地を取得。現在、2024年9月の竣工に向けて施設の開発を進めている。
従来、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは、国内外の投資家向けに物流施設を投資対象とするファンドの組成・運用を行ってきた。今回の開発ファンドの組成は、これまで主に取り扱ってきた物流施設コアファンドとは異なるもので、投資商品ラインナップの拡充を企図した取り組みとなる。
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは、不動産私募ファンドの組成・運用およびアドバイザリー業務・コンサルティング業務を手がける三菱商事の100%子会社。