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HW ELECTRO/中型商用EVバンを2023年初夏に発売

2023年01月16日/IT・機器

次世代多用途商用EV「ELEMOシリーズ」の製造・販売を行うファブレスメーカーのHW ELECTROは1月16日、幕張メッセで1月13~15日にかけて開催された「東京オートサロン2023」で、ELEMOシリーズの新車種である中型EVバン「ELEMO(エレモ)-L」を初披露したと発表した。

<ELEMO-L>
20230116hw 520x347 - HW ELECTRO/中型商用EVバンを2023年初夏に発売

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ELEMO-Lは、貨物用途に開発された多用途中型バンで、2023年初夏の販売開始を予定している。

主な仕様は、荷室フロア長が2890mm、バックドア開口部の高さが1265mm、幅が1330mm。最大積載量は1250kg(乗車2人含む)、最高速度は80km/hで、一回の充電(通常充電8時間、急速充電30分)で最長270kmを走行できる。

東京オートサロン2023初日に行われたお披露目会では、HW ELECTROの蕭 偉城(ショウ・ウェイチェン)代表が「この車両は後部荷室がとても広いので、今流行っているキャンプ等々のベース車両としても活躍を期待している」と、商用車としてのほか、ライフスタイルでの多様な使い方ができる点を新車種の特長として挙げた。

<HWエレクトロブース プレスカンファレンス>

<2023年春提供予定のコネクテッドサービス>
20230116hw2 520x347 - HW ELECTRO/中型商用EVバンを2023年初夏に発売

また、HW ELECTROのデジタルイノベーション推進開発担当責任者である松原 弘治氏からは、2023年春にリリースされるコネクテッドサービスを紹介した。

同サービスでは、車両データから荷物の送り先や配送時間、荷姿や重量といった情報を把握し、アプリケーションと連携することができる。また、ドライバーのスコアリングや走行ルートの分析、車両のメンテナンス管理にも対応するほか、低温配送向けにカスタマイズした車両では、アプリで荷室内の温度管理も行うことができる。

松原氏は、プラットフォームサービスの特長としてサードパーティーの連携・使用者の社内での連携・データ活用を挙げ、その中でも「最後はデータを活用してどうユーザーの収益に結びつけて行くか。そこをHW ELECTROとしてユーザーと伴走しながらサポートしていく」と、今回のプラットフォームを開発した目的について説明した。

<プラットフォームサービス>

<カーコンビニ俱楽部(同社林社長、写真左)との提携発表>
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このほか、HW ELECTROの蕭代表がカーコンビニ俱楽部との包括的戦略事業提携の締結を発表した。

同提携により、HW ELECTROは「ELEMO-K」のリース販売を開始する。蕭代表は、「カーコンビニ倶楽部と一緒に夢を普及させていくという使命感を持って、今後の日本における販売の展開を行っていきたい」と今後の展望を話した。

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