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日本GLP/千葉市で2.4万m2の物流施設着工、澁澤倉庫が一棟利用

2023年01月30日/物流施設

日本GLPは1月30日、千葉県千葉市で延床面積約2万4000m2の先進的物流施設「GLP千葉北」を着工し、同日起工式を執り行ったと発表した。同施設は澁澤倉庫が専用施設として一棟全体を利用し、2024年2月の竣工を予定している。

<「GLP千葉北」外観完成イメージ>
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「GLP千葉北」は、市街化調整区域での建設を可能にする「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流総合効率化法)」の認定を受け、実際の運用を優先した車両動線を採用し、CO2の排出に配慮する物流施設を目指す。

同施設が立地する千葉北エリアは、物流拠点が集積する湾岸エリアへの交通アクセスの良さと関東全域への配送の交通利便性の高さを兼ね備えた物流拠点として、今後も発展が見込まれている。場所は国道16号線まで約100m、「千葉北IC」まで約1km。「宮野木JCT」を活用し京葉道路から東京外環自動車道、千葉東金道路から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)など各自動車道へのアクセスが容易で交通利便性が高い。また周辺には住宅地があり、雇用確保の面でも優位性がある。

澁澤倉庫は、これまでも日本GLPのマルチテナント施設に入居するリピートカスタマー。「GLP千葉北」は、同社の飲料物流の拠点としての立地優位性や、高低差のある敷地・環境を活かす造成計画を含めた日本GLPの提案力、物流施設開発における知見、カスタマーの希望する仕様への柔軟な対応力が評価された。

同施設では、飲料に特化した物流施設として低床バース、大型のフォークリフト作業に最適な柱スパンを採用。床荷重は1、3階は2.0t/m2とし、飲料の保管に適した設計となっている。さらに2パレットの積載に対応した垂直搬送機を導入、2階の一部には無人搬送フォークリフトの運用が可能な仕様を採用する。

環境への配慮としては、自家消費型の太陽光発電設備を設置。入居企業の脱炭素化に向けたサステナビリティ推進への取り組みをサポートする。

■施設概要
施設名:「GLP千葉北」
所在地:千葉県千葉市花見川区三角町762
敷地面積:約1万4000m2
延床面積:約2万4000m2
構造:地上3階建て、鉄骨造
着工:2023年2月
竣工:2024年2月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB認証(予定)

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