デンソーは同社のグローバル物流業務のため、project44が提供する先進的なサプライチェーン可視化プラットフォームを採用した。
デンソーは、高品質の製品と卓越したサービスを顧客に提供している。しかし、近年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海上輸送の船舶スケジュールに大幅な遅延が多発し貨物の所在情報が把握しづらいといった課題があった。そこで、物流業務の最適化やサプライチェーンにおける混乱を軽減するproject44と提携したもの。
リアルタイムの貨物の位置情報、到着予定時刻（ETA）、洞察を提供するproject44のサプライチェーン可視化ソリューションによって、デンソーはタイムリーに貨物所在情報を把握することができる。さらにデンソーの生産管理及び物流システムと連携させることで、ムダな空輸費の削減や進度管理工数の大幅削減に向けサプライチェーンプロセスの自動化が可能になる。project44はデンソーのグローバル物流オペレーションでのリアルタイムな可視化、より高精度でリスクに強いサプライチェーンの構築に貢献する。
project44の桑原祐司日本地域担当責任者は「今後も変化の厳しい環境が予想されるなか、project44の可視化テクノロジーとより精度の高いETA（到着予想時間）情報、そして豊富なインサイト（洞察）がデンソーのグローバル物流オペレーションの効率化をサポートできることを嬉しく思う。デンソーとのパートナーシップを通じて、国内のニーズに対応するべく可視化プラットフォームのさらなる向上に努める」と述べている。
