ナビタイムジャパンは2月14日、荷物配達先の正確な把握から登録・管理、配達時間帯指定を考慮した効率のよいルート検索と配達先までの正確・安全なナビゲーションで配達業務を一貫してサポートする配達専用アプリ「配達NAVITIME」で、同日より、業界初の「配達時間帯指定を考慮したルート検索機能」を大幅に強化したと発表した。
対応した強化ポイントは、まず「大手宅配便会社の配達時間帯を全てカバーし、早朝・深夜の時間帯区分は自由に編集も可能に」。これは登録できる時間帯指定を9区分へ拡張し、大手宅配便会社で指定できる配達時間帯をすべてカバーした。さらに早朝・深夜の配送サービスにも対応できるよう、時間帯区分を自由に編集可能にした。
2点目が「1度に検索できる配達地点数を100件から300件へと大幅に拡充」。ユーザーから「100地点では足りないので、検索できる地点数を増やしてほしい」という要望が多くあったことから対応したもの。通常、ルート検索時に考慮すべき地点数が増えると、ルート算出にかかる時間も増えてしまうが、本対応のために経路探索アルゴリズムを改良し、地点数が300件に増えてもルート算出にかかる時間を短縮できるようにし、ユーザーの使いやすさを損ねることなく、1度に検索できる配達地点数を300件へと大幅に拡充した。
地点数が増えても、これまでと同様に、配達地点が左側にくるようにする「横付け検索」や車高・車幅の考慮、配達地点での滞在時間の考慮などのルート検索条件も設定可能。
これらの機能強化によって、指定時間外の配達による不在配達をできる限り少なくすることで、ドライバーの再配達の手間と時間の削減の一助となり、配達ドライバーの業務効率化や労働環境の向上に貢献できる、としている。
なお、「配達NAVITIME」とは、配達時間帯指定を考慮したルート検索や、配達先の正確な位置を把握できる3種の地図、郵便番号だけで簡単・迅速に荷物登録・管理ができる「配達先リスト」などの配達業務に特化した機能と、道の狭い住宅街や初めての場所でも安全運転を支援するカーナビゲーション機能を搭載している。
ナビタイムジャパン/トラックカーナビで「気象防災ルート検索」提供