佐川急便は2月24日、桜井市と住民サービスの向上並びに地域の活性化を図るため「地域活性化に係る包括連携協力に関する協定」を締結し、2月22日、桜井市役所において締結式を行ったと発表した。
＜（左から） 桜井市の松井 正剛 市長、京都支店 須田 充一支店長＞
佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時での物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
この協定の締結を契機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
■主な協定内容
（1）地域防災への協力に関すること
（2）地域の安全・安心に関すること
（3）子ども・青少年の育成に関すること
（4）環境保全の推進に関すること
（5）地方創生の推進に関すること
（6）SDGｓの推進に関すること
（7）その他、地域活性化及び住民サービスの向上等に関すること
