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大和ハウス/宮城県利府町に2万m2のマルチ型物流施設着工

2023年03月02日/物流施設

大和ハウス工業は3月2日、宮城県宮城郡利府町において、マルチテナント型物流施設「DPL仙台利府II」(地上2階建て、敷地面積:1万6154.78m2、延床面積:2万982.78m2)を3月1日に着工したと発表した。

<外観パース(左:「DPL仙台利府I」 右:「DPL仙台利府II」>
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<広域地図>
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<詳細地図>
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同社は、宮城県内において、マルチテナント型物流施設「DPL仙台港」「DPL仙台泉」やBTS型物流施設など合計11棟、総延床面積約23万m2の物流施設の開発を手掛けてきた。

今回開発する「DPL仙台利府II」は、2022年3月に竣工し、既に満床となっている「DPL仙台利府I」(敷地面積:4万1300.28m2、延床面積:4万8565.43m2)の隣接地に位置している。

この施設は、東北自動車道「富谷JCT」と三陸自動車道「利府JCT」を結ぶ、仙台北部道路「利府しらかし台IC」に近接していることに加え、「仙台駅」から約17km、「仙台港」から約12km、「仙台空港」から約31kmと、仙台市街地への近距離配送だけでなく、国内外の広域輸送や物流拠点として優れた場所に位置している。また、工業団地「利府しらかし台インターシティ」内に立地し、周辺にも工業団地があるため、工業団地内の企業からの需要も見込まれることに加え、付近に新興住宅地も広がっており、利便性の高い職住近接の就労環境が整っている。

あわせて、この施設は最大4テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設で、2階へ直接アクセスが可能なスロープを設置し、効率的な物流オペレーションを可能にする。2階に直接アクセスが可能なスロープを設置したり、トラックバース42台分を設け、荷捌きスペースを確保したりするなど、ワンフロアで効率的なオペレーションを可能とした物流施設。また、降雪時の対策として、スロープ部にロードヒーターを設置。トラックバースを南向きに配置し、2階の車路部には屋根を設けるなど、地域特性に対応した。

■建物概要
名称:「DPL仙台利府II」
所在地:宮城県宮城郡利府町沢乙字白石沢32番72、73
交通:仙台北部道路「利府しらかし台IC」まで約1km
敷地面積:1万6154.78m2 (4886.82坪)
延床面積:2万982.78m2(6347.29坪)
賃貸面積:1万6807.87m2(5084.38坪)
入居テナント数:最大4テナント、1区画約2850m2 ~入居可能
構造・規模:鉄骨造・地上2階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:DPL開発2特定目的会社(大和ハウス工業100%出資特定目的会社)
設計:フクダ・アンド・パートナーズ
施工:安藤・間
着工日:2023年3月1日
竣工予定日:2024年3月31日(予定)
入居予定日:2024年4月1日(予定)

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