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日本郵船/カーボンニュートラル化、中国電力向け石炭専用船

2023年03月13日/IT・機器

日本郵船は3月13日、中国電力向けの石炭専用船「神楽(かぐら)」が長崎県の大島造船所で竣工したと発表した。

<石炭専用船「神楽」>
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<命名引渡式>
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この船は中国電力との長期輸送契約のもと、カーボンオフセットを利用することで、契約全航海の温室効果ガス(GHG)排出量を理論上ゼロとし、同契約における石炭海上輸送をカーボンニュートラル化する。具体的には、この契約全航海のGHG排出分量のCER(Certificated Emission Reduction、国連認証のクレジット)を調達し、GHG排出量を相殺(オフセット)した。

また、この船名「神楽(かぐら)」は、中国地方の伝統芸能として民衆に愛されている「石見神楽(いわみかぐら)」に由来しており、人々に長く愛される船になるように願いを込めて中国電力により命名された。

■概要
全長:235m
全幅:43m
夏期満載喫水:13.853m
総トン数:5万7646トン
載貨重量トン数:9万9990トン
造船所:大島造船所
船籍:リベリア共和国

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