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海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

2023年03月13日/調査・統計

デカルト・データマインは3月13日、アジア発米国向け(往航)2月分と、米国発アジア向け(復航)1月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2月>
20230313datamyne 520x330 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
20230313datamyne2 520x473 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

<主要品目の動き>
20230313datamyne3 520x372 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

それによると、2月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は118万9997TEU(前年同月比28.8%減)となった。

同月は中国発が春節の影響もあって前年同月比35.4%減と大きく輸送量を落とした。また、7位の日本発を除く全ての国・地域が前年同月比マイナスとなり、2桁減も目立った。

なお、アジア主要10か国・地域発米国向けの荷動きは、2022年10月以来、2019年~20年年初の荷動きを踏襲する形で推移している。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較1月>
20230313datamyne1 520x353 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
20230313datamyne4 520x405 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の1月分は、45万8259TEU(11.7%増)だった。

輸送量を国・地域ごとにみると、中国、インド、日本の上位3か国向けをはじめ、10か国・地域のうち6か国が前年同月を上回り、全体でもプラスとなった。

<主要品目の動き>
20230313datamyne5 520x346 - 海上コンテナ輸送量/2月のアジア発米国向け28.8%減

品目別の輸送量をみると、1位のパルプ古紙や3位のプラスチックなど、2桁増の品目が目立っている。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
URL:https://www.datamyne.com/

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