デカルト・データマインは3月13日、アジア発米国向け(往航)2月分と、米国発アジア向け(復航)1月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2月>
それによると、2月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は118万9997TEU(前年同月比28.8%減)となった。
同月は中国発が春節の影響もあって前年同月比35.4%減と大きく輸送量を落とした。また、7位の日本発を除く全ての国・地域が前年同月比マイナスとなり、2桁減も目立った。
なお、アジア主要10か国・地域発米国向けの荷動きは、2022年10月以来、2019年~20年年初の荷動きを踏襲する形で推移している。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較1月>
一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の1月分は、45万8259TEU(11.7%増)だった。
輸送量を国・地域ごとにみると、中国、インド、日本の上位3か国向けをはじめ、10か国・地域のうち6か国が前年同月を上回り、全体でもプラスとなった。
品目別の輸送量をみると、1位のパルプ古紙や3位のプラスチックなど、2桁増の品目が目立っている。
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