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シーアールイー/埼玉県ふじみ野市に11.4万m2の物流施設着工

2023年03月15日/物流施設

シーアールイー(CRE)は3月15日、埼玉県ふじみ野市で開発を進める大型物流施設「ロジスクエアふじみ野B」に関して、3月7日に着工したと発表した。

<完成イメージ、左側がロジスクエアふじみ野A、右側がロジスクエアふじみ野B>
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<ロジスクエアふじみ野プロジェクト 全体配置図>
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竣工は2024年10月15日を予定。なお、昨年7月に着工した「ロジスクエアふじみ野A」については、2024年1月末の竣工に向けて、建設工事を進めている。

計画予定地は、埼玉県ふじみ野市の国道254号バイパス沿いに位置。254 号バイパスは片側2車線の幹線道路で、国道463号線(浦和所沢バイパス)や国道16号線などの幹線道路と連結する、道路ネットワーク上、重要な幹線道路となっている。

埼玉県南部、特に所沢・三芳・ふじみ野エリアは、都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として県内でも有数のニーズの高いエリアであり、開発予定地は道路ネットワークの活用により広域物流拠点立地としても優位性を備えている。

ふじみ野市は人口11万4000人超、世帯数約5万4000世帯であり、東武東上線急行停車駅である「ふじみ野」駅の開業(1993年)により、良好な住宅整備が進行し人口も増加傾向にある。また、2008年6月以降、これまでの地下鉄有楽町線に加え、地下鉄副都心線とも東武東上線の相互乗り入れが実現したことにより、都心への交通利便性が更に向上しており、開発予定地の周辺エリアには人口集積もみられ、雇用を確保する上で優位な環境に立地している。

「ロジスクエアふじみ野B」は、地上4階建て、延床面積11万4082.75m2(3万4510.03坪)の物流施設として開発。2階、3階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを1階、2階、3階に備えるマルチテナント型の施設となる。ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置するダブルランプウェイ方式として、車両動線を一方通行とすることで場内の安全性向上を図り、トラックバースは計126台の大型車が同時接車可能となっている。

倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/m2、有効高さは1階で6.0m、2階から4階で5.5m以上(一部除く)、平均照度は300ルクス以上、2フロアオペレーションとなる3-4階部分には荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t)を計8基設置する計画としている。テナント区画として、最大で8テナントでの入居が可能な設計としており、最小で約3360坪からの利用が可能となっている。

将来対応としては、事務室の増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた同社の基本スペックを満足しうる計画となっている。

アメニティとして、4階の東西2か所に共用のカフェテリアを設け、いずれにも従業員用の売店を設置する計画としている。また、倉庫内の防火区画壁には耐火断熱パネルを採用して、冷暖房設備設置時の熱負荷低減に繋げて、鋼板製のパネル仕上げによる倉庫内の美観や耐震性の向上といった機能と合わせて、働く人々の職場環境の向上に寄与する計画としている。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定。また、エンバイオ C・エナジーにて太陽光発電システムの導入を予定しており、物件屋根に設置する太陽光パネルで発電した自然エネルギーをロジスクエアふじみ野 A・Bにおいて自家消費する計画だ。

■概要
施設名称:ロジスクエアふじみ野B
所在地:埼玉県ふじみ野市福岡新田
敷地面積:10万1128.48m2(3万591.36坪)(ロジスクエアふじみ野 A・B 同一敷地)
用途地域:工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上4階建て
延ベ面 積:11万4082.75m2(3万4510.03坪)(予定)(ロジスクエアふじみ野B)
着工:2023年3月15日
竣工:2024年10月15日(予定)
設計監理:西松建設
施工:西松・初雁特定建設工事共同企業体
CM:山下PMC

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