ZMPは3月16日、オフィスビルや病院、商業施設などで稼働するさまざまなメーカーのロボットを統合管理できるロボット管理プラットフォーム「ROBO-HI(ロボハイ)」のサービス提供を開始したと発表した。
ZMPは、これまでもROBO-HIを自社のロボット管理に使用してきたが、このたび、新たにROBO-HI単体でのサービス提供を開始した。
ROBO-HIについては、メーカーの違う複数のロボットの運行管理も統一されたプラットフォームで可能なため、オフィスビルや商業施設で配送、清掃、案内など種類が異なる複数のロボットを運行管理するケースのほか、エレベーターやセキュリティドアなどの設備とも連携できることから、ビル内移動の自動化支援などでの利用を見込んでいる。
ROBO-HIは、宅配ロボットや警備ロボットなど異なるメーカーのロボットを用いた実証実験を経て、ロボット運用に必要な機能やインターフェースを拡充、エレベーターの対応数も増やしているため、ゼロから管理ソフトを開発するよりもスピーディーかつ低コストな導入が可能になっている。