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ZMP/長崎スタジアムシティに配送ロボとマルチロボOSを実装

2024年10月30日/IT・機器

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ZMPは10月14日に開業した長崎スタジアムシティにおいて、サッカースタジアム上空を滑走する「ジップライン Supported by買取専門店 諭吉」のハーネスや関連する資材を運搬するために、配送ロボ「DeliRoTruck(デリロトラック)」(牽引タイプ)およびマルチロボOS「ROBO-HI(ロボハイ)」を実装し、定常的な使用を実現した。

<自動運転で正確に稼働する「デリロ トラック(牽引タイプ)」(長崎スタジアムシティ)>
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また、長崎スタジアムシティでは施設全体でロボット活用を計画しており、今後清掃や配達など、さまざまなメーカーのロボット実装が予定されている。メーカー・役割の異なるロボットが長崎スタジアムシティ内で実装された際には、ロボハイがそれらのロボットを一元管理し、安全かつ効率的な運用をサポートするとしている。

<長崎スタジアムシティ外観>
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<デリロ トラックの運搬経路(約380m)>
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ジップラインは、オフィス棟「STUDIUM CITY NORTH」屋上から、商業棟「STADIUM CITY SOUTH」屋上を結ぶアクティビティ。ジップラインで滑走後、装着していた滑走するための器具(ハーネス等)はゴール地点で取り外すが、そのハーネス等は再びスタート地点で新たな滑走者に提供される。そのため、ゴール地点からスタート地点へハーネスや関連する資材、小物類等備品を運搬する必要がある。しかし、非常に重量があるため、運搬方法や人材の確保が課題だった。そこで、これらの運搬に配送ロボ「デリロ トラック(牽引タイプ)」が採用されたもの。

「デリロ トラック(牽引タイプ)」は、ジップラインに必要なハーネス等を載せ、商業棟とオフィス棟を結ぶ片道約380mのコンコース間を無人で搬送する。この導入により、人手不足の課題への対応を実現するとともに、表情や音声で周囲とコミュニケーションを取りながら自動搬送を行うロボットによる施設のエンターテイメント性の向上が期待できる、としている。

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