スタディストは3月20日、三菱商事ロジスティクスがマニュアル作成・共有システムTeachme Bizを導入したと発表した。
<三菱商事ロジスティクスの拠点でマニュアル作成をする担当者>
三菱商事ロジスティクスでは、2023年4月に福岡で開始する新規案件において活用するほか、6月以降に横浜の京浜事業所においても活用する予定。
首都圏の大型マルチテナント型物流施設(large multi-tenant、LMT)は2022年末時点で228棟となり、2023年まで3年連続で過去最高を更新する見込み。これによりテナント企業の選択肢は広がり、より対応品質の高い物流施設が求められる上、人材の不足も懸念されている。三菱商事ロジスティクスでは2023年にあらたに2つの物流拠点で新規案件の立ち上げを予定しており、新拠点での早期人材育成および、作業品質の標準化を目的として「Teachme Biz」の導入に至ったもの。
入荷、検品、ピッキング、出荷など倉庫内で発生するあらゆる業務を「Teachme Biz」で分かりやすいマニュアルにまとめ、スタッフの早期育成と作業品質のさらなる向上を目指すとしている。
三菱商事ロジスティクスでは、「シンプルで分かりやすいユーザーインターフェイス」、「画像と動画を組み合わせて分かりやすいマニュアル作成が可能」を評価し、導入を決めたもの。
今後、三菱商事ロジスティクスでは「Teachme Biz」の活用を通じて業務標準化および作業品質の向上を進めることで、安全・安心を確立し、顧客である荷主企業の満足度向上につなげたい考え。2023年4月に福岡で開始する新規案件において活用するほか、6月以降に横浜の京浜事業所においても活用していく予定だ。