センコーは4月12日、宮崎県日向市に「日向第2PDセンター」を開設したと発表した。
<日向第2PDセンター外観>
新センターは、2011年に開設した日向PDセンターと同じく、細島港に隣接した細島工業団地内にある。立地は、東九州自動車道「日向IC」から約6kmと、陸路・海路ともに利便性の高い環境で、細島港は、東京、大阪、神戸をはじめ、中国、韓国、中華台北の各主要港を結ぶ、国内外の貨物定期船が発着している。
新センターには日向PDセンターにはなかった、冷凍倉庫や危険物倉庫を備えた。同社によると、こうした複合型物流センターの開設は宮崎県では物流業界初。防災機能も有していることから、地震や津波など災害時の地域住民の避難場所としても活用していく考え。
今後は、既存顧客の物量増加への対応や受注業務の深耕をはじめ、冷凍品や危険物など取り扱い品目の拡大による付加価値の高い物流サービスを提供し、地域の成長が望める主要メーカーなど新規顧客拡大を図るとともに、立地を活かした輸出入貨物の取り込みにも注力する。
センコーは、「宮崎県での物流施設の機能充実化による事業拡大とともに、地域の発展に貢献していく」としている。
■施設概要
所在地:宮崎県日向市大字日知屋字亀川17148-30
敷地面積:2万5212m2
延床面積:2万3450m2
構造:普通倉庫(冷凍冷蔵倉庫含む) 鉄骨造 地上2階建
危険物倉庫 鉄骨造ALC張り 折板葺き 平屋建
設備:エレベーター 2基、垂直搬送機 2基、太陽光パネル設置予定(2023年度)
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