LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





センコーとJR貨物/災害時の代行輸送力強化へ内航船1隻共同発注

2023年04月12日/3PL・物流企業

PR記事

センコーグループホールディングス(GHD)と日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は4月12日、総トン数499トン型貨物船を共同で1隻新造し、保有することを発表した。

<船舶外観イメージ>

20230412senko2 520x347 - センコーとJR貨物/災害時の代行輸送力強化へ内航船1隻共同発注

<災害時船舶代行輸送イメージ>

20230412senko3 520x349 - センコーとJR貨物/災害時の代行輸送力強化へ内航船1隻共同発注

センコーは同取組みを通じ、重要な輸送モードである貨物鉄道輸送を構成する利用運送事業者の一員として、安定輸送に貢献する。またJR貨物は、頻発する自然災害への対策強化に向けて輸送モードの複線化を図り、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げる「安心・安全な物流サービス」の実現に努めていく考え。

なお、同船の竣工は2024年春を予定。平常時は同船をセンコー海運グループで運航する。自然災害等が発生し、貨物鉄道のネットワークが寸断された場合には、JR貨物が実施する災害代行輸送に同船を投入し、各利用運送事業者から引き受けた貨物を輸送する。これにより貨物列車の不通区間をバイパスする輸送サービスを継続することができ、顧客は安心して利用することができる。

■新船概要
船体寸法 ・長さ(垂線間長) 70.00m
・幅(型) 12.50m
・深さ(型) 7.00m
・計画満載喫水(型)4.059m
総トン数:499トン
載貨重量トン数:1600トン
貨物容積:2476m3(12フィートコンテナ80個積載予定)
搭載貨物:コンテナ、一般雑貨、バラ貨物、鋼材類他
共同保有比率:センコーグループ 70% JR貨物 30%
竣工時期 2024年春(予定)
※現時点の予定、変更可能性あり

 

タイの最新物流レポート/国際物流フェアとコールドチェーン

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース