全日本トラック協会は4月25日、トラック運送事業者における燃料サーチャージの導入促進を図るため、2013年に作成した『燃料価格上昇に対処するための燃料サーチャージ導入ハンドブック』を改訂し、第2版を作成したと発表した。
燃料サーチャージとは、燃料価格の上昇によるコストの増加分を別建ての運賃として収受するもの。これまで燃料サーチャージの算出方法は、国土交通省の通達で規定されていたが、2023年3月1日付けで国土交通省告示(第147号)として定められた。
<ハンドブックを改定>
ハンドブックには、燃料サーチャージの算出方法や、届け出種類の作成、荷主との交渉(成功要因)についても記載されている。「交渉では客観的、愚弟的データが必要」「交渉を成功させるための事前準備」のほか、具体的な導入事例など全56ページにわたり詳しく紹介されている。
■燃料価格上昇に対処するための燃料サーチャージ導入ハンドブック
https://jta.or.jp/pdf/surcharge/handbook2023.pdf