福山通運及び小丸交通財団は4月24日、古賀市立古賀東中学校(福岡県)において、全校生徒361名を対象に、交通安全教室を同月18日に開催したと発表した。
古賀東中学校の生徒は、自転車通学者が多いことから、自転車の運転における交通安全意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、トラックの特性や危険性の実体験、自転車での交差点や横断歩道における安全行動等について体験学習を行った。
<トラック内輪差の説明>
<トラックの運転席からの死角の説明>
生徒からは「交通事故は他人事ではなく、自分自身にも起きる可能性があるので、自転車の交通ルールやマナーを必ず守りたい」など、交通安全意識の向上につながる感想があった。
同社は、これからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するよう、管轄する警察署や自治体と
連携し、交通安全の啓発活動に努めていくとしている。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的に2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。