敷島製パンは4月28日、一部パン・菓子商品の価格を7月1日納品分より改定すると発表した。
輸入小麦の政府売渡価格が本年4月期より前年10月期比5.8%と引き上げられたことを受け、主要原材料である小麦粉の値上げが製粉メーカー各社で実施されることが主要因。
また、油脂、鶏卵をはじめとする副原料や包材価格なども高騰しており、さらに2024年問題を抱える物流経費も急騰している、としている。
同社では生産合理化・効率化、輸送体制見直しなど企業努力によりコストアップを吸収してきたが、従来と同等の品質を保ちながら価格を維持することは極めて厳しい状況であることから、価格改定を実施するもの。
改定内容は対象商品の標準卸価格に対して約2％〜約8％の値上げ。（食パン 約5％〜約7％の値上げ、食卓ロール 約3％〜約8％の値上げ、菓子パン 約4％〜約7％の値上げ、和洋菓子 約2％〜約6％の値上げ。
