資源エネルギー庁が4月28日に発表した3月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1236万kl（前年同月比12.7％減）となった。
国ごとの輸入量は、多い順にサウジアラビア（521万kl、7.6％増）、アラブ首長国連邦（474万kl、12.5％減）、クウェート（104万kl、4.4％増）、カタール（77万kl、41.1％減）、アメリカ（21万kl、前年同月実績なし）となっている。
中東依存度は96.6％で、前年同月比3.3ポイント増と3か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1299万kl（0.4％増）と2か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を上回ったが、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は789万kl（4.2％増）と4か月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を下回った。
