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日本郵政キャピタル/シェアリングサービス企業に出資

2023年04月28日/SCM・経営

日本郵政キャピタルは4月28日、モノの貸し借りアプリを提供するピーステックラボと資本提携したことを発表した。同締結による取り組みの第一弾として、物流倉庫を日本郵便東京多摩物流ソリューションセンターへと移設し、今後は、郵便局ネットワークを活用した取り組みなども視野に、シェアリングサービスにおける物流課題解決とDX推進による業務効率の改善を目指す。

<日本郵政キャピタルとピースデックラボが資本提携>

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ピーステックラボは、独自のシェアリングプラットフォームを活用したモノの貸し借りアプリ「アリススタイル」、モノの定額制シェアリングサービス「Alice.style PRIME(以下、アリスプライム)」の開発・運用を行っている。

「アリスプライム」は、話題の最新家電や美容家電など700種類以上の商品が月額2980円(税込)で自由に利用できる定額制シェアリングサービス。月に何度でも好きな商品を予約し、返却できるサービスの特性上、動脈物流(商品の配送)と静脈物流(商品の返却)の効率化はサービス拡大における重要課題の一つとなっていた。また、膨大な数の商品を同社プラットフォームで取り扱っており、物流拠点の拡張はもちろん、返却された商品のメンテナンス等を含む配送業務の効率化が必要となっていた。

日本郵政キャピタルは、時代のニーズに即した新たな事業を発見し、育てていくことを目的に、日本郵政グループのネットワーク、ブランド力等を活用して成⾧が期待できる会社への出資を推進していいる。出資先企業と日本郵政グループとの連携を強化することで、地域社会の発展に貢献する。

日本キャピタル丸田俊也 代表取締役は、「モノの貸し借りアプリ『アリススタイル』は、シェアリングエコノミーの発展に大きく寄与するもので、日本郵便の持つ物流オペレーションの知見・ノウハウとピーステックラボ様の循環物流をかけ合わせることで相互に大きな付加価値を生む可能性がある」とコメント。

両社は今後、日本郵政グループの強みである全国の郵便局ネットワークを活用した取り組みなども視野に入れて連携を強化していく。

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