オラクルは5月8日、企業がより少ないリソースでより多くのことを達成できるよう、「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」全体に新機能を追加し、顧客がサプライチェーン計画を加速させ、業務効率を向上し、財務の正確性を改善できるよう支援すると発表した。
新機能には、「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)」による新しいプランニング機能、従量課金による価格設定機能、リベート管理機能に加えて、「Oracle Fusion Applications」による見積から入金まで(quote-to-cash)のプロセスの強化が含まれている。
「Oracle Fusion Applications Suite」のサプライチェーン関連の新しいアップデートの内、「Oracle Supply Chain Planning」のAIによる新しいリードタイム予測は、機械学習を利用して、実績に基づき差異を明らかにすることで、リードタイム予測の精度向上を支援する。
「Oracle Fusion Applications」の見積から入金まで(quote-to-cash)のプロセスの強化では、サブスクリプションの全体管理と利用率評価の一元化、会計要件への準拠、販売管理の改善、市場投入までの期間の短縮とコストの削減、シームレスなカスタマー・エクスペリエンスの提供を支援する。
「Oracle Channel Revenue Management」の新しいリベート管理機能では、リベート・プログラムの効率化、より正確なリベート計算と監査、プログラム・パフォーマンスの可視性の向上を支援する。
多くの企業は、複雑でコストのかかる分断されたシステムの統合に悩まされており、これらがビジネス・プロセスを遅らせ、財務の正確性と収益性に影響を及ぼしている。こうした課題に対処し、インサイトの提供スピードと精度を向上させるために、企業は、サプライチェーンのプロセスにAIと自動化が組み込まれた統合プラットフォームを必要としている。
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