サンリツが5月12日に発表した2023年3月期決算によると、売上高203億3500万円(前年同期比9.8%増)、営業利益10億1900万円(3.9%減)、経常利益12億300万円(8.7%増)、親会社に帰属する当期利益9億8000万円(29.1%増)となった。
セグメント別では、梱包事業部門の売上高は150億6400万円(12.1%増)、営業利益13億9900万円(0.9%減)となった。前年に復調した工作機械の取扱いが引き続き好調に推移したため、売上高は増加した。営業利益は、梱包に使用する材料費の高騰に加え、増加した取扱量に対応するため、一部貨物を外注先へ委託及び事業基盤強化のための人材を確保したことで、売上原価が上昇したことに加え、販売費及び一般管理費が増加したため、減少した。
倉庫事業部門の売上高は25億4300万円(7.6%増)、営業利益6億100万円(18.1%増)となった。
次期は、売上高205億円(0.8%増)、営業利益9億円(11.7%減)、経常利益8億5000万円(29.4%減)、親会社に帰属する当期利益5億6000万円(42.9%減)を見込んでいる。