サンリツが11月7日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高99億5300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益4億800万円(7.1%減)、経常利益3億5600万円(13.5%増)、親会社に帰属する当期純利益2億3000万円(15.8%増)となった。
セグメント別で梱包事業部門は、国内における工作機械の輸出取り扱いが好調だったことに加え、電力変換装置の取り扱いが増加したことで売上高は69億4400万円(1.9%増)。セグメント利益は関税などの影響により米国子会社における工作機械の取り扱いが低調で7億3600万円(4.3%減)だった。
運輸事業部門では、医療機器の取り扱いが軟調に推移したため売上高13億1700万円(1.7%減)、セグメント利益は輸送費の値上がり分について顧客への価格転嫁を進めたことで1億5900万円(40.9%増)。
倉庫事業部門では、新たに開設した府中倉庫の稼働と顧客の倉庫集約により生じた空き倉庫スペースへの客付けが進み、売上高15億6900万円(19.5%増)、セグメント利益2億3300万円(2.7%増)の増収増益となった。
通期は、売上高210億円(4.4%増)、営業利益9億5000万円(8.2%減)、経常利益7億3000万円(9.0%減)、親会社に帰属する当期純利益4億9000万円(4.5%増)を見込んでいる。
サンリツ 決算/4~6月の売上高5.6%増、営業利益26.5%減