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東京汽船/3月期の売上高10.9%増、営業利益は横這い

2023年05月12日/決算

東京汽船が5月12日に発表した2023年3月期決算によると、売上高118億6500万円(前年同期比10.9%増)、営業利益9200万円(前期は5億9000万円の損失)、経常利益4億3800万円(前期は3億2800万円の損失)、親会社に帰属する当期純利益4億1600万円(前期は1億9200万円の損失)となった。

曳船事業の売上高は6億2000万円増加し、92億6900万円(7.2%増)となり、3億1600万円の営業利益となった。

横浜川崎地区では、作業対象船舶のうちコンテナ船は世界的な港湾機能の混乱が正常化に向かい、自動車専用船にも底打ち感が見られ、11 月からの港湾曳船料率値上げ効果もあり増収となった。作業対象船舶がコンテナ船中心である東京地区でも同様に、12月からの値上げが奏功し増収。また、秋田港・能代港での建設用の洋上風力発電交通船(CTV)は、前期に比べ稼働期間と投入隻数の増加により増収となった。

次期は、売上高120億8800万円(1.9%増)、営業利益4億7000万円(406.6%増)、経常利益6億3400万円(44.7%増)、親会社に帰属する当期純利益6億7400万円(62.1%増)を見込んでいる。

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