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日本ロジテム/3月期の売上高7.5%増、営業利益1.2%増

2023年05月15日/決算

日本ロジテムが5月15日に発表した2023年3月期決算によると、売上高624億7700万円(前年同期比7.5%増)、営業利益10億4100万円(1.2%増)、経常利益9億9300万円(5.3%減)、親会社に帰属する当期純利益5億2300万円(17.3%減)となった。

貨物自動車運送事業の売上高は251億6700万円(2.6%増)、営業利益は18億8000万円(2.6%減)だった。得意先の輸送ニーズに対応し幹線便の取り扱いが拡大したこと、ベトナムで食品やエレクトロニクス関連の貨物輸送量が増加したことなどから増収となったが、燃料価格等の輸送コストの増加が利益を押し下げた。

センター事業の売上高は142億5200万円(8.8%増)、営業利益1200万円(96.6%減)だった。新設拠点で通販関連の物流センター業務を開始したことや、エレクトロニクス関連等の取扱量が増加したことで増収となったが、新設拠点の早期安定稼働を図るため作業人員を増強した結果、人件費が増加し減益となった。

アセット事業の売上高は162億2500万円(18.1%増)、営業利益は9億3900万円(117.9%増)だった。拠点の拡充によって保管面積が増加したほか、新たな保管貨物の誘致が進捗し倉庫稼働率が上昇、また前連結会計年度は倉庫の仕様変更に伴う費用を計上していたことなどから、増収増益となった。

次期は、売上高645億円(3.2%増)、営業利益11億円(5.6%増)、経常利益10億円(0.6%増)、親会社に帰属する当期純利益5億5000万円(5.0%増)を見込んでいる。

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