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イー・ロジット/米レナトス社と資本提携、自動倉庫システム導入

2023年05月15日/IT・機器

イー・ロジットは5月12日、ワンストップ梱包型の自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」を提供する東大発・米国物流ロボティクスベンチャーRENATUS ROBOTICSと、同日付で資本提携契約を締結したと発表した。

<握手を交わす両社の代表>
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イー・ロジットはRENATUS社に対して100万米ドル(約1億4000万円)を出資。今後は、日本国内での「RENATUS」 の展開と、イー・ロジットのオペレーション自動化の加速を狙いとした本格的な業務連携の検討を進めていく。

また、その足掛かりとして、イー・ロジットは自社のフルフィルメントセンターでRENATUS社の自動倉庫システム「RENATUS」の導入を予定しており、作業生産性の向上、倉庫活用の高密度化、大幅コスト削減、ひいては「完全無人自動倉庫」の実現を目指すとしている。

<RENATUSイメージ画像>
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<製品PV>

「RENATUS」は高さ5~30mのラックに敷設されたレール上を専用シャトル「RENATUS SHUTTLE」が走行し、コンテナを効率的に作業者の元へと運ぶ次世代自動倉庫システム。

シャトルが作業者へコンテナを供給するタイミングが完全に順立てされているため、作業者はコンテナからピックした荷物をそのまま出荷用の段ボールに繰り返し入れてゆくだけでピッキング・集約・梱包の3工程を一度に達成できる「ワンストップ梱包」を実現している。

また、業界最速クラスのシャトル&リフトと、3次元ではなく各階層を2次元に水平移動する新方式のシャトルの採用によって、人間と比較して約20倍となる1時間あたり500行以上のピッキングを可能にした。

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