日本フルハーフは5月18日、セミトレーラの緩衝装置(エアサスペンション)の不具合で153台、部品販売で計276個のリコールを国土交通省に届け出た。
不具合部位は緩衝装置(エアサスペンション)。
セミトレーラのエアサスペンションにおいて、ベローズ(空気バネ)を構成する部品の素材選定が不適切なため、路面状況などにより、サスペンションの可動範囲が大きくなった場合、ベローズ内部のバンプラバーが天板に接触した衝撃により、ベローズ台座のトレーリングアーム取付部が割れることがある。そのため、ベローズがトレーリングアームから外れ、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。
全車両、ベローズを対策品に交換する。
不具合件数は37件、事故は物騒が1件。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610307.pdf