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J21/リアルタイム車両動態管理対応新GPSトラッカー販売開始

2023年05月25日/IT・機器

ジャパン・トゥエンティワン(J21)は5月25日、イトラン社(本社:イスラエル)の協力のもと、両社で2014年より国内提供しているリアルタイム車両動態管理・安全対策システムに対応した新GPSトラッカー「StarLink NZR 4G」の販売を開始すると発表した。

<事故発生後のデータ表示例1>
20230525itoran1 - J21/リアルタイム車両動態管理対応新GPSトラッカー販売開始

<事故発生後のデータ表示例2>
20230525itoran2 - J21/リアルタイム車両動態管理対応新GPSトラッカー販売開始

「StarLink NZR 4G」は、主に四輪自動車に適合したGPSトラッカー。LTE Cat.M1/NB-IoTによるリアルタイム位置追跡・レポート機能に加え、急ブレーキや急ハンドルを検知する3軸加速度センサーが内蔵されている。9~32VのDC電源に対応しているため、乗用車から大型バス・トラック、建設車両・構内車両等の幅広い自動車で利用できる。J21が2014年より国内で販売しているGPSトラッカー「StarLink 3G」の後継機種となる。

GPSを利用した車両の動態管理に加え、新規に内蔵された加速度センサーを利用した安全管理も容易に開始できる。ドライバー毎の評価レポートを定期的に自動生成させ、管理者へ送信することも簡単。

内蔵加速度センサーが事故の可能性を検知した場合は、0.01秒間隔で事故前50秒、事故後25秒の合計75秒のセンサー情報が自動的に保存される。事故後の分析等に活用できる。

また、J21にて販売しているモービルアイ社(Mobileye Vision Technologies Ltd.、NASDAQ:MBLY)の衝突防止補助システムとの連携も可能。専用のモービルアイアダプター(オプション)と組み合わせることで、急ブレーキや急ハンドルなどのGPSトラッカー標準の安全評価イベントに加え、モービルアイの5つの警報の記録が可能となる。モービルアイ連携時には、モービルアイ警報を考慮した運転者評価レポートが作成され、車間秒数の分布を表示することも可能だ。

モービルアイ社の後付け可能な側方衝突警報システム「モービルアイ・シールドプラス」にも対応。大型車両の側面後方にカメラを取り付けることで、車両側面の歩行者や自転車などの交通弱者(VRU)の検知が可能になる「モービルアイ・シールドプラス」に、このGPSトラッカーを装着すると、正面・側面のモービルアイ警報の記録を行うことが可能。

また、車両がVRUと接近した頻度を地図上に表す「ヒートマップ」を生成することも可能(オプション:VRUホットスポットロケーター)。都市や地域の安全対策に役立つ。

■イトラン社ハードウェア(GPSトラッカー)
製品名:StarLink NZR 4G
販売価格:問い合わせ
標準取付工賃:2万2000円(税別2万円)
製品保証:1年間
システム構成:メインユニット、接続ケーブル

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