LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





OrLinK/パレット等を直接運搬できる搬送ロボット取扱い開始

2023年05月30日/IT・機器

OrLinK(オルリンク)は5月30日、特別な運搬ツールを必要とせず、直接パレットやカゴ台車を運ぶことができる、TUSKROBOTS社の自動搬送ロボット(AMR/AGV)の国内取扱いを開始したと発表した。

<TUSKROBOTS社の自動搬送ロボット(AMR/AGV)>
20230513orlink 520x207 - OrLinK/パレット等を直接運搬できる搬送ロボット取扱い開始

同製品は、パレットジャックやフォークリフトのような装置の使用を必要とせず、自らパレットを持ち上げ、安定的に運搬する機能が特徴。同機能により作業効率が向上し、人的ミスや時間のロスを減らすことができる。

また、潜り込み式AGVのようなコタツ台座も不要で、パレット架台などの特別な取り付け作業や改修工事をしなくても用意に導入できることから、スペースの効率的な活用にも貢献する。パレットだけではなく、メッシュパレット、カゴ台車(4輪・6輪)も搬送可能。

無人フォークリフトと比べ狭い通路でもスムーズに走行・スピンできるのも特徴だ。これにより作業スペースの最大活用、運搬効率の向上、人的ミスの軽減などの課題に対して新たな解決策を提供する。こうした特徴から同製品は、倉庫・物流業界をはじめ小売等幅広い業界に導入されている。

加えて、OrLinKの開発するWCS(倉庫制御システム)を使用することで、各種ロボット・マテハン機器等との連動も可能。WCSとAGV/AMRの組み合わせにより、物流倉庫や工場の搬送プロセスを自動化し、作業効率を向上させることができる。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース