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ナビタイムジャパン/トラックカーナビに「復元ルート」提供開始

2023年06月14日/IT・機器

ナビタイムジャパンは6月14日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で、過去の走行ログを使ったルート検索ができる「復元ルート」機能を提供開始した。

<復元ルートのスマホ画面>
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<過去の走行ログを復元>
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ユーザー自身の走行ログもしくは、パートナーに登録しているユーザー間で走行ログを共有できる「ログ共有」機能で共有された走行ログを元に、ルートを作成できる。

走行ログを単純にそのまま再現するのではなく、ルート作成時に入力した出発/到着日時を元に、リアルタイムの渋滞・規制情報や未来の渋滞予測・規制情報を考慮するので、走りたいルートを使いながらも、実際の道路状況に合ったルートで安心・安全な運行をサポートする。

物流業界では、トラックドライバーの人手不足が課題となっている中、新人教育時に運行ルートを指導するために教育者が一緒にトラックに同乗する教育期間があり、その間のドライバーの人手不足や育成コストがかかってしまうことがある。この機能によって、例えばベテランドライバーが走行したルートを他のドライバーもルートに反映できるため、新人ドライバーでも走行実績のあるルートで安心して走行できるとともに、教育コスト削減も期待できる。

また、ユーザーからも「慣れた道など自分の希望した道をルートに反映したい」という要望を多く得ていた。大型車の場合は、単に道路名を指定したルート検索では、その道路に大型車規制等がある場合に通れないルートが出てしまうが、この機能では、過去の走行ログを利用することで、大型車が走行した実績のある道路をルート作成に利用でき、安心・安全とカスタマイズ性を両立させている。

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