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ハピネット/グリーン電力と梱包材削減で物流センター脱炭素へ

2023年06月30日/物流施設

ハピネット・ロジスティクスサービスは6月30日、2023年4月1日から「ハピネット船橋ロジスティクスセンター」で、三井不動産が提供する「グリーン電力提供サービス」を導入し、同施設で使用する電力を全面グリーン化することで実質的に再生可能エネルギー由来となる電力に切り替えたことを発表した。

<ハピネット船橋ロジスティクスセンター>
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同社は、玩具や映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント関連商品などエンタテインメント商材の流通及び企画販売事業を展開するハピネットの子会社。船橋ロジスティクスセンターにテナントとして入居している。

<グリーン電力導入イメージ>
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グリーン電力提供サービスは、三井不動産が保有・賃貸するオフィスビルなどで使用する電力を、「トラッキング付非化石証書」の使用によって実質的に再生可能エネルギーとして提供するサービス。同社は同サービスを導入することで、実質再生可能エネルギーへの切り替えが可能となり、年間使用電力約40万kWh、約200t-CO2のCO2排出量を削減した。

<「折りたたみコンテナ」を使用>
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また、ハピネットグループでは、これまで玩具などの商品を納品する際に段ボールを使用していたが、2022年度から一部の顧客に対し、「折りたたみコンテナ(オリコン)」を使った納品に取り組んでいる。これにより、使用段ボール枚数を約13.0%削減、梱包時に必要だったテープや緩衝材などの資材の使用量は約13.1%削減した。CO2年間排出量はオリコン導入前の2021年に比べ、約4%の削減効果が得られた。今後はオリコン納品を102店舗まで拡大し、CO2年間排出量約10%削減を目指すとしている。

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