ラピュタロボティクスは7月12日、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に「渋滞回避」「ダッシュボードのアップデート」「定点搬送機能」の3機能を追加したと発表した。
＜渋滞回避機能＞
「渋滞回避」では、オーダーが重なるような商品や棚の付近でロボットによる渋滞が発生する問題に対して、ロボット間で自動的に商品のピックアップ順を最適化するダイナミックピッキングを行うことで、渋滞を回避する。
＜ダッシュボード機能のイメージ＞
「ダッシュボードのアップデート」では、稼働現場でのオーダーの優先度や進捗管理を可視化するダッシュボードに、「全体生産性」「個人生産性」「ピッキングエリアの状況がわかるヒートマップ」を追加した。
＜検品所～仮置き場間での定点搬送機能の利用イメージ＞
「定点搬送機能」では、ラピュタPA-AMRをピッキング以外にも2地点間の定点搬送にも活用できるようにした。A地点からB地点へと商品を搬送したロボットは、再びA地点へと自走で戻ることで、ピストン輸送を可能にしている。なお、同機能についてはオプションでの提供となる。
