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207/軽貨物管理の効率化とインボイス制度対応クラウドサービス

2023年07月21日/IT・機器

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207は7月21日、軽貨物の管理業務に必要な機能を備え、インボイス制度制度にも対応したクラウドサービス「トドククラウド インボイス」の提供を同日から開始したと発表した。

<「トドククラウド インボイス」イメージ>
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「トドククラウド インボイス」では、軽貨物事業の管理業務に必要な機能を十分に備えているが、特に特徴的で注目すべき機能がある。

まず、案件登録、配送員情報の登録、稼働管理を日々行うと、それらの情報を基に、ワンクリックだけで請求書や支払明細書の発行が可能となる。これにより、月末の経理業務の時間を大幅に短縮することができ、業務効率化に大いに貢献する。

ドライバーは、配達アプリ「TODOCUサポーター」を通じて日報を送信することが可能。送信された日報は稼働実績として自動的に蓄積され、管理者はこれを承認するだけで、すぐに売上や報酬を確認することができる。これにより、時間をかけてデータを集計したり、確認したりする必要がなくなり、業務の効率化が一層進む。

2023年10月から開始されるインボイス制度にも完全対応している。インボイス制度に対応した請求書を発行することが可能であり、また、請求先や支払先の『適格請求書発行事業者登録番号』の有効性も確認できる。これにより、業務の効率化と合わせて、税務上のコンプライアンスも確保することができる。

今後の展開について、このサービスが業界全体の人材不足の解消や多重下請け構造の解消、そして2024年問題の軽減に大いに貢献することを期待している。

特に、人材不足の解消については、業務の効率化を進めることで必要となる人手の数を削減し、その結果として人材不足の問題を軽減することが期待できる。また、多重下請け構造の解消については、効率的な業務管理を通じて透明性を高め、不適切な下請け構造を排除する助けとなる。

そして、2024年問題については、時間外労働時間の上限規制による影響を最小限に抑えるため、効率的な業務運営をサポートし、労働者の過重な負荷を軽減する役割を果たすことを目指している。

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