杉村倉庫が7月28日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高26億8300万円(前年同期比4.1%増)、営業利益2億9900万円(29.7%増)、経常利益3億1800万円(31.6%増)、親会社に帰属する当期利益2億1300万円(32.7%増)となった。
セグメント別の物流事業では、倉庫業務は、第1四半期に首都圏の営業所内で新規貨物の取扱を開始したことや、前期からの新規及び既存顧客の取扱物量の増加が寄与したことなどにより、前年同四半期に比べ保管料や荷役荷捌料収入が増加した。
運送業務は、配送と移転作業の取扱が増加した。この結果、外部顧客に対する売上高は22億6300万円となり、前年同四半期に比べ1億700万円(5.0%)の増収となった。営業原価で下払作業費が増加したが、前年同四半期に比べ修繕費が減少した。
営業利益は1億8000万円となり、前年同四半期に比べ7400万円(69.4%)の増益となった。
通期は、売上高109億円(3.3%増)、営業利益11億9000万円(13.1%増)、経常利益11億7000万円(12.7%増)、親会社に帰属する当期利益8億円(11.6%増)を見込んでいる。
川西倉庫 決算/3月期の売上高7.8%減、営業利益29.8%増