杉村倉庫が7月31日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高27億2000万円(前年同期比0.5%減)、営業利益3億400万円(3.3%減)、経常利益3億3300万円(1.5%増)、親会社に帰属する当期純利益2億2700万円(3.6%増)となった。
セグメント別の物流事業は、倉庫業務での食品をはじめとする既得意の取扱物量増加などにより、前年同期と比べ保管料や荷役荷捌料収入が増加。運送業務は、リネン配送などが増加したが、移転作業が減少したことで減収。
売上高は22億9600万円(0.9%減)となったが、営業原価で下払費用や人件費などが減少したことにより、セグメント利益は2億4100万円(3.9%増)だった。
通期は、売上高112億円(0.3%減)、営業利益13億3000万円(2.7%減)、経常利益13億5000万円(2.1%減)、親会社に帰属する当期純利益9億1000万円(0.8%減)を見込んでいる。
杉村倉庫 決算/3月期の売上高3.5%増、営業利益5.7%増