大運が8月10日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高19億3800万円（13.0％減）、営業利益6200万円（11.6％増）、経常利益9100万円（25.2％増）、四半期純利益1億2800万円（181.8％増）となった。
同期は、新規顧客の獲得と既存顧客との取引深耕に取り組み、国際一貫輸送のさらなる受注獲得を目指して営業活動を展開したが、海上運賃下落の影響や、円安の影響下で在庫調整やコロナ需要の一巡等もあり、輸入貨物の荷動きが弱い状況で推移し、売上高は減少した。一方で、事務処理の効率化等経費の削減に努め、営業利益は増益を確保した。
通期は、売上高78億円（12.7％減）、営業利益2億円（22.1％増）、経常利益2億5000万円（9.3％増）、当期純利益1億7000万円（22.6％減）を見込んでいる。
