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日本郵船/インドネシアで自動車ターミナル事業参画

2023年08月21日/国際

日本郵船は8月21日、インドネシア共和国パティンバン港の自動車ターミナル運営会社 「PT. Patimban International Car Terminal (PICT)」の株式25%を豊田通商から取得し、8月18日にインドネシア国内での登記を完了したと発表した。

<パティンバン国際港の位置(OpenStreetMap)>
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パティンバン港はジャカルタ市中心部から120km東に位置し、2018年から段階的に建設が進められており、2022年に年間22万台の自動車が取り扱えるターミナルが整備された。

現在は拡張工事が行われており、完了後は年間60万台の取り扱いが可能となる予定。ジャカルタ首都圏にあるタンジュンプリオク港では、取扱量の増加による混雑が慢性化している。また同港と日系企業の多くが集まるジャカルタ市東部の東部工業団地を結ぶ道路は交通渋滞が激しく、自動車部品や完成車の輸出入に遅延が発生している。パティンバン国際港の本格稼働により、これらの問題解決が期待されている。

同社はPICT社への資本参画を通して、インドネシアに進出する自動車や建機メーカーをはじめとする顧客に最適な物流を提供するとともに、インドネシア経済の発展に寄与していくとしている。

■PICT社 概要
名称:PT. Patimban International Car Terminal
設立日:2021年11月
事業内容:自動車ターミナルの運営
株式取特日:2023年6月30日
株主構成:豊田通商グループ 34%
トヨフジ海運 26%
日本郵船 25%
上組 15%

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