日東物流は8月24日、東京都社会保険労務士会の千代田統括支部が、8月23日に開催した研修会に出席、同社の菅原拓也代表取締役が講師として登壇したと発表した。
＜オンラインセミナーの様子＞
2024年4月からの働き方改革関連法の適用により、物流業界の労働環境が整備される一方、労働時間の短縮による売上や利益の減少、ドライバーの労働力不足や収入減少、物流コストの上昇やこれに伴う物価上昇など、企業だけでなく社会にも様々な問題が生じると指摘されている。そして、この「2024年問題」に対応するため、物流企業は、労働条件や制度の見直しだけでなく、事業構造の改革まで求められている。
「魅力ある運送業を目指して ～物流会社の健康経営と働き方改革～」と題した今回のセミナーでは、2024年問題をはじめとする様々な問題を、物流企業としてどのように捉え、どのように考えてアプローチしていくべきかを、業界に先駆けて様々な取組みを続ける同社が取組んだ事例を元に、具体的に話したもの。
菅原代表は「2024年問題に代表される物流業界の問題解決において最も重要なのは、業界を構成する個々企業の“社会インフラ”としての意識改革だと考える。今回のセミナーでは、法令を遵守しながら事業活動を健全化させ、健康経営と働き方改革を実現した弊社事例を伝えることで、問題の本質をどのように捉え、どのようなアプローチで問題解決に取り組むべきかを考え、ともに魅力的な物流会社を目指すキッカケとしたいと思う」と述べている。
■セミナー概要
テーマ：「魅力ある運送業を目指して ～物流会社の健康経営と働き方改革～」
日時：8月23日16:30～18:00
講師：菅原 拓也（日東物流 代表取締役）
場所：zoomによるオンライン開催
