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イーソーコ/匠大塚出身者の新会社に出資

2023年08月28日/3PL・物流企業

イーソーコは8月28日、新会社のアルテスペースへの出資を通じて、家具のスペースプランニング事業に進出すると発表した。

8月に設立した新会社のアルテスペースにイーソーコグループで56%を出資(イーソーコとイーソーコ総合研究所が各300万円、イーソーコドットコムが190万円)し、同月中旬から業務を開始した。

イーソーコグループは倉庫物件の仲介・マスターリース・管理、倉庫改修の設計・施工などを展開しており、これまで物件仲介や改修後の家具選定は外部業者に委託していた。今回、同社に出資することでワンストップで提案できる体制を整え、倉庫リノベーション(改修)における内装や家具の提案、オーナーから一括で借り上げたマスターリース物件の提案力向上に乗り出す。また、運営する倉庫物件・物流不動産ポータルサイト「イーソーコ.com」では、家具を当てはめてレイアウトをシミュレーションできるVR(仮想現実)を順次導入する。

<アルテスペースの3次元シミュレーション提案画像>
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アルテスペースの千葉代表取締役は匠大塚の出身で、家具メーカーとの繋がりが深いうえ、デザインや色の3次元シミュレーション提案などのITスキルを有している。同社では、家具メーカーとのネットワークを持つ強みを生かして家具を調達し、販売手数料を得るほか、EC販売サイトを立ち上げ、日本各地の工芸品・逸品、SDGsに特化したアイテムやバイヤーセレクション品の販売も行う。また、インテリアコーディネート、家具・家電・インテリアアクセサリーの卸売りなどによって収益を積み上げる計画で、3年後に売上高2億円を計画している。

イーソーコグループは中小の物流会社が物流の強みを生かしながら、不動産などの収益を得られるよう倉庫リノベーションをはじめDXによる業務効率化支援などに注力している。今後は、物件仲介や改修後の家具選定までをワンストップで提案できる体制を構築することで、2024年問題を控え経営改革に迫られている物流業界の倉庫の利益最大化と業務効率化を一層支援していく。

■アルテスペース 概要
設立:2023年8月
所在地:東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル8階
資本金:1400万円(イーソーコ、イーソーコ総合研究所が各300万円、イーソーコドットコムが190万円、千葉竜哉代表取締役が510万円、白川友基取締役が100万円をそれぞれ出資)
事業内容:物流不動産ビジネス、ECサイト運営、インテリアコーディネート事業、家具・家電・インテリアアクセサリーの卸売販売
URL:https://artespace.jp/

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