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日本GLP/岡山県早島町でBTS型・マルチ型2棟を大規模開発

2023年09月15日/物流施設

日本GLPは9月15日、岡山県早島町で先進的物流施設「GLP 早島III」および「GLP 早島IV」の開発を行うことを発表した。

同開発により、同社が岡山県内で管理・運営する物件は、県内早島エリアに位置する「GLP 早島」、「GLP 早島II」を含め全部で7棟となる。

「GLP 早島 III・IV」の延床面積はそれぞれ約1万8000m2と約5万5000m2で、「GLP 早島III」は 2025年1月末、「GLP 早島 IV 」は同年9月末に竣工予定。なお、「GLP 早島III」は両備ホールディングス 両備トランスポートカンパニーが専用施設として入居を決定しており、「GLP 早島 IV」はマルチテナント型で、最大9社の入居が可能だ。

<「GLP早島III・IV」周辺図>
20230915glp1 - 日本GLP/岡山県早島町でBTS型・マルチ型2棟を大規模開発

<「GLP早島III・IV」プロジェクト予定地拡大図>
20230915glp2 520x331 - 日本GLP/岡山県早島町でBTS型・マルチ型2棟を大規模開発

両施設とも「早島 IC」から約 1.9kmの物流施設が立ち並ぶエリアに立地。同エリアは、歴史的にも流通・物流の要衝であり、関西・中四国エリアの各大都市圏の中間点に位置し、山陰方面への配送もカバーする。このため「物流『2024年問題』の課題解決への貢献も含め、中四国エリアの物流ハブとして高いポテンシャルを持っている」と同社。

また、両施設が立地する早島エリアは、日用雑貨メーカーや食品流通系企業、工業メーカーが集まる岡山県総合流通センターにも近く、周辺には住宅エリアが隣接し、雇用確保にも適した立地となっている。

BTS型の「GLP 早島III」は、地上3階建てのボックス型。低床、高床バースを併設しあらゆるニーズに対応する。また、倉庫内には空調設備を実装し、快適な庫内環境を実現する。

「GLP 早島IV」は地上3階建てのボックス型マルチテナント型施設。最小区画約1300坪台から賃借が可能で、多様なニーズに応える面積プランとなっている。各区画には垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置し、効率的なオペレーションをサポート。駐車場約130台分、休憩室やシャワー設備など、快適な就労環境を提供する。

■施設概要
施設名 :「GLP 早島III」
所在地:岡山県都窪郡早島町早島字畑岡 4775番地 他
敷地面積:約 1万1000m2
延床面積:約 1万8000m2
構造:地上3階建て、耐震造
着工:2024年1月(予定)
竣工:2025年1月末(予定)
認証取得:ZEB Ready 認証(予定)

施設名:「GLP 早島IV」
所在地:岡山県都窪郡早島町早島字畑岡 4651番 3 外
敷地面積:約 3万3000m2
延床面積:約 5万5000m2
構造:地上3階建て、耐震造
着工:2024年7月(予定)
竣工:2025年9月末(予定)
認証取得:ZEB Ready 認証(予定)

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