AZ-COM丸和ホールディングスは9月25日、同社の和佐見 勝社長が所有する資産の一部（総額50億円以上）を、グループの従業員（社員、パート従業員）と役員に現金で贈与すると発表した。
今回の贈与は、同社の設立50周年を記念して実施するもので、2023年12月を初回として分割で実施を予定している。
現時点での対象者は、役職員約5000人と従業員約1万人。このほか、今後に新規採用等で採用する従業員や、M＆Aで新たにグループ入りする会社も贈与の対象とする。
AZ-COM丸和ホールディングスは、資産の贈与によって従業員と役員への感謝の意を表すとともに、さらなる業績の向上と企業価値の最大化への意欲を一層高める狙い。M＆A等でグループに加入した会社の従業員と役員も贈与の対象とすることで、グループの一体感の強化にもつなげる。
和佐見 勝社長が役職員への贈与を実施するのは、2018年に保有する株式（贈与時の時価約5億2000万円相当）を贈与、2020年に所有する資産（現金）を10億円贈与したことに続き、今回が3度目。
